Our Open Dialogue 予約ページ(詳細)
Our Open Dialogue vol.3/わたしたちの「選挙」を語る夜

7月20日は参議院議員選挙投票日。
満18歳以上の日本国民に与えられた権利「選挙権」と、改めて向き合ってみませんか?
日本は第二次世界大戦の敗戦後、軍国主義的な国家から民主主義国家へと変わり、国民が主権を持ち、選挙によって政治に参加できる国になりました。
女性が参政権を得られたのも1945年からです。それ以前は女性には政治に参加する権利がありませんでした。
しかし残念ながら、日本の選挙における投票率はとても低く、その大切な一票が利権のために誘導されたり、簡単に放棄されたりなどして、民主主義が正しく機能しない一因となっています。
自分の意思で、自分の描く未来や理想とする社会のために動いてくれる政治家を選び、投票をする。
そのように、選挙権を持つ全ての国民が、自分の意思を持ち投票できたならば、本当の意味で私たちが「主権」を持つ民主主義国家にしていくことができるでしょう。
「政治のことは難しい」「投票しても結局変わらない」と感じる人も多いと思います。
とてもよくわかります。
ですから、シンプルにこうイメージしてみてはいかがでしょう。
ある大きな会社があるとします。
その会社の社員は、給与として毎月約129万円が支払われます。
期末手当(ボーナス)は年二回でそれぞれ約300万円が支払われます。
さらに自由に使えるお金として月額100万円(年1200万円)が支払われ、なんと領収書も報告も不要!
一等地にありながら格安の宿舎に住むこともできて、自分の秘書3人を雇うお金も出してくれます。
新幹線や飛行機などの交通費も年間480万円の手当が付きます。
会社に行けなくても、罪を犯して警察に捕まっても、社員でいる間はちゃんと給料が出ます。
これが、国会議員の歳費(給与)、手当、調査研究広報滞在費などです。
驚くような素晴らしい報酬は、私たちが納めた税金から支払われます。
そのほかの様々な手当や特権を含めると、国会議員一人当たり約6000万円(年間)の税金が使われることになります。
参議院議員の任期は6年です。
参議院は解散がありませんので、参議院議員に選ばれた人には6年で一人当たり約3億6千万円の税金が支払われる。あくまでも単純計算ですが、それほどの税金が使われるのだと考えると、「きちんと選ばなくては…!」と思えるのではないでしょうか。
主権は私たちにある、ということを今一度自覚した上で、それぞれが胸を張って自分の意思で投票できるよう、今回の対話会は、「よくわからない選挙や政治のもやもや」と改めて向き合ってみたいと思います。
「衆議院と参議院ってなに?」「北海道の選挙区の候補者は?」「政党のマニフェストの比較分析」など、投票に必要な情報を知り、対立を生むバイアスをできるだけ取り除いた状況でともに考え、学び合い、未来について語る夜にしたいと思います。
場所は閉店後のHOLIDAY MARKET TOYAにて。
最大5名までの少人数制でひらきます。
心とタイミングが重なりましたら、ぜひ思索の時間を共有できると嬉しいです。
夜の静かな閉店後の思索室で、お待ちしています。
【Our Open Dialogue vol.3/わたしたちの「選挙」を語る夜】
●HOLIDAY MARKET TOYA 閉店後の店内にて
●7/13( 日)午後6時より ※午後5時50分開錠
●最大5名 予約制/参加費500円
※なるべくお釣り銭の出ないようご配慮いただけるとありがたいです
※お車はお近くの公共駐車場をご利用ください
当店の隣はレストラン望羊蹄さんの駐車場なので、お停めにならないようお願いいたします。